OUCHI NI KAERITAI

限界女子大生のひとりごと

🍌アッシュ・リンクスは最高の男だよっていう話🐟

今となってはまあまあ前のことではありますが、私、緊急事態宣言中にとんでもねえ男に出会ってしまったんですよね。

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それがこちら、漫画『BANANA FISH』(著:吉田秋生)の主人公、

Ash Lynx (アッシュ・リンクス) 

 

ちなみに、Ashは灰、Lynxは山猫を意味する英単語だよ!皆覚えておこうね!

これはNYのストリートギャングを束ねる彼の通り名で、本名はAslan Jade Callenreese(アスラン・ジェイド・カーレンリース)という。

 

アッシュは金髪碧眼の見目麗しい少年で、ストリートギャングのボス、IQも180以上。

つまり美・力・知全てが揃った男なんですよ。

 

 え?性格が悪かったら意味ないって?

バカ!人望があるからボスやってるんだよ!!!!!

確かにたまにいじわるだし年上の日本人からかって遊ぶけど!!!!アッシュは愛に溢れた男なんだよ!!!!!

ていうか、アッシュが抗争に巻き込まれるきっかけは自分の!!!お兄ちゃんのためなんだよ!!!!!

 

ふう。

 

このアッシュが登場する『BANANA FISH』は、1980年代のアメリカを舞台に、人を廃人にする恐ろしい麻薬である「バナナフィッシュ」をめぐって、主人公アッシュがマフィアや警察と戦う、というストーリーである。(アニメ版だと現代になる)

 

今ならアマプラでアニメ全24話が見れるから全人類見てほしいマジで。

 

ま~~~~~~~このアッシュがちょ~~~~かっこいい。

 

どれくらいかっこいいかと言うと、視聴後三日三晩アッシュのことしか考えられなくなって、夢にまで出てくるくらいかっこいい。

 

以下、大体17話とか18話を見ながらつけた初視聴時の私の感想メモからの抜粋である。(ネタバレはないよ!)

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改めて読み返すと我ながらキモ~いウフフ

寝ながらご飯食べるシーンこの記事書いたらちょっともう一回見てくるわ。

 

元はわたくしのお母様が中学生の頃に連載しだした少女漫画らしくて(だから1980年代設定)、おばあちゃんの家に昔母が買ってた漫画が置いてあったからずっと存在は知ってたんですよ。

 

 でも絵柄が少女漫画チックじゃなかったから、ママンに何回も面白いよ~~と言われたもののこの年まで中身を知らずに育ってきてしまったんですよね。

アニメになった2018年冬は私受験期真っ最中だったし、、、、アニメは夏のFree!DF以外は封印してたんですよ、、、、(Free!は良かったんかい)

 

そして4月、暇だしいい機会だなという軽い気持ちで見始めたが最後、そこからのスピード感が早かった。

ただ、一話一話が重すぎて、次の話に行くのに勇気がいりすぎて見終わるのに3日かかった。多分分量的には2日で見終われた。

 

いや~~こんなに次の話に進むのに勇気いるアニメ他にある!?!?

 

これ少女漫画なんだよね!?!?

なんでこんなにハードなの!?

てかほぼ女の子見てねえな、、、、?

 

基本顔のいい男やキモいオッサンが銃やナイフでドンパチやり合ってる少女漫画って何?

 

いろいろあって最終回までなんとか辿り着いて、号泣して呆然として二回目に入ってまた号泣という。

 

見終わった日は「アッシュ」という単語しか呟けなくなり、「アッシュ~~~~!!(興奮)」「アッ…シュ……?(困惑)」「アッシュ……………(絶望もしくは尊み)」というアッシュ三段活用でしか感情表現が出来なくなった。

 

ここまででまだ未視聴で見てみようかなと思ってくれた人は今すぐこの記事から退去してね!!!!!!ここまでで書いたことは基本「アッシュがかっこいい」だけだから何もネタバレしてないし!!!え?それしか情報がないから興味がもてないだって???

つべこべ言ってねーで見ろ、1話で分かるから。

 

以下感想にネタバレが含まれるから注意!!!!!

 

 

 

 

 

そんでもうラストが辛過ぎて何とか救いを見出したかった私はとりあえず働かない頭で「BANANA FISH その後」と検索、そしたらなんか後日談があるらしいぞ????ということはなんとか把握。ええもちろんそのままポチりましたよ!!!!!

『光の庭』!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

BANANA FISH ANOTHER STORY (1) (小学館文庫)

BANANA FISH ANOTHER STORY (1) (小学館文庫)

  • 作者:吉田 秋生
  • 発売日: 1997/11/17
  • メディア: 文庫
 

 読んでもええ~~~~もうなんか救いとは?ってなってしんどみが増した。もう無理。

 

私は「アッシュ、はじめてのお雑煮」みたいな生き死に関係ない超絶くだらない話が見てえんだよ、、、もうマフィアもギャングも関係なくみんなで餅ついて、腹踊りして宴会しようぜ、、、、という気持ちになった。

 

見たくない?アッシュが餅をのどに詰まらせかけて、大慌てで水飲ませたり背中叩いたりなんとかペッとさせようとする英二と無事餅の吐き出しに成功して、「日本人はこんな危ねえもん食ってんのか?オニイチャン」って咽ながら恨みがましい目線を投げかけるアッシュ、、、。あと、酔っ払ってふんどしで全力の腹踊りを披露するパパディノ(結構上手い)、、、。

 

あとは救い欲しさに、二次創作を探す旅に出たんですけど、アッシュと英二が恋愛関係に発展するのは個人的に解釈違いだから、ちょっともう己で妄想することしかできなくなった。私全然他ジャンルであればBLも読むし、友達に腐女子も多いし、日々神絵師の方々には感謝して過ごしてるんですけど、自分は夢女子のほうが強いし、

アッシュと英二はBLはBLでもボーイズラブじゃなくてビッグラブだろ!!!!!!!

という解釈なので、、、、A英は解釈違いなんですぅ、、、(涙)

今ブロマンスという単語を学びました

 

多分アッシュはあそこでラオに殺されなくても長生きできなかっただろうし、むしろゴルツィネとの因縁に蹴りもつけて、人生の中で英二というかけがえのない人に出会えて、彼からの愛情を感じながら息を引き取れたことは救いなんだろうなと、物語的にもあれ以上に綺麗な終わり方はないんだろうなとは思うんですけど、そうは言ったってさあ~~~あんなんねえよ、、、(鼻水ズビズビ)

 

でも、アッシュは英二と二人で穏やかな世界で生きていきたいというよりは、今一緒にいることのほうがバグで、本来汚れている自分と綺麗な英二とではどう転んでも住む世界が違う、この戦いが終わったら英二のことは元の綺麗な世界に戻してやらなきゃいけない、自分なんかと一緒にいるべきではない、英二が綺麗な世界で綺麗なまま生きていてくれれば幸せというスタンスだったと思うから、もしあそこで死ななくても、アッシュと英二がまた会うことはもうなかったかもしれないとも思う。

 

ハア、、、、、、

(自分なんかと一緒いるべきではないと思っているし、英二が自分の弱みになってしまうことも本当は理解しているであろう抗争真っ只中のアッシュが、それでも英二に一緒にいてほしいと思ってしまうところの人間味のしんどさが凄い)(これは個人的に🍌🐟のサビ)

 

あとKing Gnuの『Prayer X』が良すぎて吹っ飛びました。

あんなんもうアッシュじゃん。英二と出会う前のアッシュじゃん。

「この人生に意味があるのなら教えてよ」でもう無理度がカンストして「お前は英二に出会うために生まれてきたんだよ!!!!!!!!!」って全力でペンライトふりながらオタ芸したくなった(?)

良かったね、、、アッシュ、、、英二に出会えて良かったね、、、

 

以上何もまとまってないけどBANANA FISHの感想でした。

昨日ヒーヒー言いながら2500字のレポート書いたのに、今日は余裕で3000字越えしてしまった。